代表挨拶


 こんにちは。共存共栄研究センター代表の伊藤豪です。


 今の世の中には様々な問題があります。

 そして多くの人が、この状況を変えるために、さまざまな活動をしています。

 私は、「世界を変える」とは「新しい世界を創ること」だと考えています。

 また、「新しい世界を創る」ためには、まず「私たちが望む『新しい世界』とはどのような世界か」を考え、具体的に描き出す必要があると考えています。


 たとえば、仏像を彫るときには、まず、「仏像を彫ろう」と決めます(仏像を彫ることを明確にします)。

 そして、どのような容姿、表情等にするかを具体的にイメージします(具体的に描き出します)。

 そして、イメージしたとおりに木を彫ることによって、仏像が完成します。


 何も考えずに木を彫っていたら、気づいたら仏像ができていたということはないのです。

 まずはじめに、「仏像を彫る」と決め、それを具体的にイメージし(描き出し)、そのイメージどおりに木を彫ることによって、仏像ができるのです。


 創造とは、このようなプロセスを辿るものなので、「新しい世界を創る」ときにも、まずはじめに、「(私たちが望む)新しい世界」を具体的に描き出す必要があるのです。



「世界を変える」とは「新しい世界を創ること」です。

 では、私たちは、どのような世界を創るべきなのでしょう?


 私は、世界は「全ての人が幸福を感じられる状態」にするべきだと考えています。

 全ての人が「幸福」を求めているのですから、世界は「全ての人が幸福を感じられる状態」にするべきなのです。


 また、私は、全ての人が「幸福」を感じられるためには、世界は、「共存共栄の世の中」である必要があると考えています。

 ここで言う「共存共栄の世の中」とは、「『人間』『動物』『植物』等の『世の中に存在する全ての生物』が共に生き、共に栄える世の中」「『世の中に存在する全ての生物』の『尊厳』が保たれている世の中(全ての生物が『価値ある存在』『尊い存在』として認められ、大切にされている世の中)」のことです。

 世界の全ての人が「幸福」を感じられるためには、世界は、このような状態である必要があるのです。


 私は、この「共存共栄の世の中」を実現させるべきだと考えています。

 そして、そのためには、「共存共栄の世の中」とはどのような世の中なのかを、具体的に描き出す必要があると考えているのです。


 このような考えから、共存共栄研究センターでは、「共存共栄の世の中」とはどのような世の中なのかを研究し、具体的に描き出していきます。

 また、それを実現させるためには何が必要かを研究し、実行していきます。


 私たちは知っています。

「世界を変える」とは「新しい世界を創ること」だということを。